人生初となるエリートレースに参加してきました。
フラットなコースで記録が狙いやすい大会と有名な防府読売マラソンです。
初めてのレースなのでドキドキ、ワクワクしないわけがありません。
実際にとても楽しく、満足した2日間を過ごすことができました。
今回参加した様子を前日から振り返りたいと思います。
防府読売マラソンとは
公式ホームページより、大会の簡単な概要を抜粋します。
- 名称:第55回防府読売マラソン大会
- 日時:2024年12月1日(日) 10:40分スタート
- 定員:3500人
- 参加費:13,000円
- 制限時間:4時間
エリートレースであるため、参加資格が設けられています。
私が参加した、一般参加者の資格を記載します。
- 満19歳以上
- マラソン4時間以内
- ハーフマラソン1時間33分以内
マラソンとハーフマラソンのタイムはいずれかを満たせば参加できます。
前日
前日は山口県宇部市に宿泊しました。
宇部市はエヴァンゲリオンのロケ地となったことで、「まちじゅうエヴァンゲリオン」というイベントが開催されたそうです。
そのイベントの一部である、ロンギヌスの槍がときわ公園に設置されています。
夜はライトアップするとかしないとか。
ときわ公園はランニングコースがあり、ぜひ走ってみたいと思いましたが、レース前日のため大人しく諦めることにしました。
今回はサウルスで走ります。
初めてタイツで走るため不安でしたが、ワセリンを塗りまくるという裏技を教えて頂いたおかげで、股ずれなどのトラブルは発生しませんでした。
しっかりと睡眠をとるため、22時に就寝。
ベッドに入ったものの、なかなか寝つけませんでした。笑
当日朝〜レースまで
朝6時に起床。
のんびりしながらご飯を食べて、7時過ぎにホテルを出発!
ちょっとコンビニ寄ったりしながら、8時過ぎに潮彩市場に到着しました。
潮彩市場からは、バスに乗って会場まで移動です。
ありがたいことにバスの待ち時間はなく、スムーズに移動できました。
バスの中から撮影したスタート地点。
会場に到着した後は、受付を済ませ着替えてサウルスの集合場所へ。
陸上競技場の入り口をパシャリ。
サウルスはめちゃくちゃ大人数でした。
久しぶりに会う方もいて楽しかったです。
この後はトイレを済ませて、スタートまでのんびりしていました。
整列は番号順なため、レース前は落ち着いて過ごすことができてありがたかったです。
レース
10時40分、スタートの号砲が鳴りました。
スタート〜10km
スタート地点までの時間は17秒でした。
エリートレースと言えど、スタート直後は混雑しており思うように走れません。
さらに女子選手との合流地点にて大幅なペースダウンがありました。
その後は自分の走りたい集団を探しながら走りますが、かなり人が多いため集団という集団がありません。
自分でペースを判断するしかない状況です。
外側から追い越す人もたくさんいましたが、体力を温存しておきたかったので流れに乗って走ることにしました。
自分でペースコントロールしながらなんとなく走っていると5kmほどでいい感じの集団を見つけました。
集団とは少し距離をとりながらついていくことにします。
最初の10kmは次のようなペースでした。
いい感じにサブ3ペースで走れていたと思います。
11〜21km
10km以降も集団の後ろを走っていきます。
集団は人が多いため、なるべく近づかないように気をつけていました。
気をつけて走っていたつもりでしたが、15kmあたりで集団のペースが遅くなり、追いついてしまいました。
そのタイミングで集団を追い越し前に出ることを決意します。
その後も、いい感じの集団を探しながら走りましたが、なかなか見つけることができず、自分のペースで走ることになりました。
ハーフの通過タイムは1時間29分15秒でした。(グロス)
22〜32km
ハーフを過ぎたあたりから、キツくなってきます。
それでもまだまだ走れるので、とりあえず30kmまでは頑張りたいと思って粘ります。
前から落ちてくる人を拾いながら、なんとかペースを維持していました。
30km地点で2時間6分50秒でした。(グロス)
サブ3の貯金は1分ほどです。
ペースが落ちるとサブ3が絶望的になるため、気合いで頑張りました。
33km〜ゴール
33km以降は気合いで頑張りました。
かなりしんどくて、一瞬も気を抜いけない状態です。
33kmあたりから、足の中指と薬指が攣り始めました。
なんで指!?と思いましたが、とりあえず走り続けます。
違和感や痛みがあるものの、ハムやふくらはぎと比べると楽勝です。
35kmくらいからは、ハムとふくらはぎがピキピキと攣る兆候を見せ始めました。
なんとか誤魔化しながら攣らないように走り続けます。
40km地点で2時間49分37秒でした。(グロス)
脚が攣らなければサブ3いける!と確信しましたが、気を抜けません。
向かい風が強くなり、ペースが落ちます。
そんな苦しい時に、サウルスの方に声をかけて頂き、苦しいながらもなんとか耐えます。
そのままゴールまで走り抜き、ギリギリサブ3を達成することができました。
たくさん応援して頂いたおかげです。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
タイムを振り返ると、大幅な失速なく走れていました。
レースの振り返り
ひたすら粘る展開となった今回のレースを振り返ります。
結果
正式記録はこちらです。
結果だけ見るといい感じにペースを刻んでいます。
実際は全く余裕がありません。
序盤で突っ込んでいたら、脚を攣って終わっていた気がします…。
ペース、心拍
最後はペースダウンしましたが、おおよそ一定のペースで走れています。
グラフがジグザグしていますが、許容範囲内だということにしておきます。笑
心拍数は序盤から高かったです。
10月までリハビリをしており、心肺を追い込む練習をしてこなかったことが原因だと考えられます。
もともと心拍数が高いため、平常運転なのかもしれません。
こんな心拍数でも走れることがわかったことは収穫です。
ピッチ、歩幅
ピッチは安定しています。
いつものリズムでしっかりと刻むことができています。
歩幅に関しても、安定していました。
最後は攣らないように注意していたため、少しだけ落ちています。
心拍ゾーン
心拍ゾーンが真っ赤です。笑
ガーミンの精度の問題なのか、自分の特徴なのかわかりませんが、これを見た瞬間はびっくりしました。
感想
今回のレースは30kmまでサブスリーペースで走ることを目標としていました。
あわよくばサブスリーしたいと思っていたので、結果的に達成できて満足しています。
10月までリハビリをしており、マラソン練習が十分に詰めていない中でこのタイムで走れたのはよかったと思います。
かなり心拍数が高かったので、今の実力では限界なのかなと感じました。
またスピード練習からやり直したいと思います。