4回目のフルマラソンになります。
私が人生で始めてサブ4を達成した大会です。
かなりきつい思いをしましたが、そんな思いを吹き飛ばす喜びと達成感を今でも覚えています。
出水ツルマラソン以外のレースが初めてだったこともあり、かなり緊張していました。
初めての大きなマラソン大会の参加で、かなりテンションも高かったです。
そしてマラソンは冬にやるスポーツだと思い知らされた大会でした。
熊本城マラソン2019
熊本城マラソンは、坂を駆け上がってゴールするという鬼畜なレースです。
序盤で調子に乗って走ると、最後に痛い目にあいます。
痛いだけでなく苦しい目にもあいます。
そんな熊本城マラソンですが、都市型のマラソン大会で応援が多くかなり楽しい大会です。
詳しくはこちらを参照してください。2023年大会に出場しました。
前日のEXPOで写真を撮ったりして楽しんでいたみたいです。
サブ4狙いです。
保険をかけて4時間10分。
サブ4を達成できなくても、4時間10分は切りたいと思っていたのでしょうか?
真意は不明です。笑
練習量
出水ツルマラソンの後から、練習量を増やしました。
寒くなったおかげで走りやすくなり、月間走行距離は120kmほどありました。
ペースは5:00分/kmで走っていたと思います。
1回あたりの距離が10kmです。
今考えると、ロング走の回数は少なく、20km走を何回か実施した程度だったと思います。
レース展開
Bブロックのスタートでした。
サブ4のペーサーは見えなかったので、自分のペースで走ります。
スタート〜
人数が多いこともあり、ゆっくり走り始めました。
徐々に走りやすくなり、サブ4のペースで走っていたと思います。
天気は良く、気温も低かったのでとても走りやすかったです。
過去のレースで失敗して学んでいるので、ペースは上げません。
ただひたすら走ります。
10km〜
西熊本大橋などの坂がある地点を超えたところで、余裕があったのか写真を撮っています。
ヨッシーを激写しております。
順調に走っていますが、サブ4のペーサーが見えないことが不安でした。
20km〜
田舎道を通り過ぎ、大通りに帰ってきました。
スライド区間でサブ4ペーサーとすれ違います。
500mかくらい差がついていましたが、このまま行けば大丈夫と確信しました。
折り返しの後は必死に、ペーサーを追いかけます。
太平燕(タイピーエン)に目もくれず走っていました。
2023年より余裕はなかったと思います。
30km〜
30kmを過ぎたあたりから、脚が痛くなってきました。
ムリすると走れなくなることを、前回のマラソンで学んだので、一度止まってからストレッチをします。
30秒ほどロスしましたが、ここでの判断が正解でした。
その後も痛いながらも走り続けます。
ストレッチしたおかげか、攣ることもなく走れました。
しかしサブ4のペーサーは全く見えません。
40km〜
40kmの時点で、頑張ればサブ4いけるタイムでした。
脚も疲れてはいたものの、まだ動きます。
ここからペースを上げて坂の手前まで行きました。
最後の坂はきついものの、サブ4達成できるという思いから駆け上がります。
必死に登っていると、サブ4のペーサーを発見しました。
ペーサーは止まっています。「サブ4いけるよー!」と応援していました。
これを目にした後は元気が出て、ゴールまで気合いで辿り着きました。
レース後
結果はグロスでサブ4を達成しています。
サブ4達成の嬉しさと達成感でいっぱいでした。
脚は限界を超えていて、歩くのだけでも精一杯でした。
その後、着替えているときに脚を攣っています。笑
サブ4の達成感
サブ4の達成感は数日続きました。
大学合格の喜びに近いものを感じました。
大人になってから、こんなに達成感を感じたことはありません。
誰でも達成できると言われているサブ4ですが、4回目の挑戦で達成しました。
1回目のマラソンで撃沈して、その後も失敗したからこそ得られた達成感かもしれません。
サブ4に限らず、自分の目標を達成できれば、達成感を感じることができると思います。
日々仕事をしているだけでは得られない達成感を感じられて、ますますマラソンにハマってしまいました。