マラソンの練習方法を学ぶために、10冊以上の本を読みました。
その中で、おすすめの本を3冊紹介します。
- 中野ジェームズ修一のランニング教科書
- リディアードのランニング・トレーニング
- ダニエルズのランニング・フォーミュラー
あなたのレベルに合わせて、読むべき本を紹介します。
ランニング未経験〜初心者
まずおすすめしたい本は、中野ジェームズ修一のランニング教科書です。
- ランニング初心者
- ランニングについて勉強したい
- ランニングのモチベーションを上げたい
この本では、フルマラソンを完走までの方法が学べます。
目的ごとのランニング方法や、健康的なアドバイス、ストレッチや筋トレなど走ることで得られる恩恵を、わかりやすく解説してあります。
文章と図のバランスがよく、あっという間に読めてしまうのもこの本の特徴です。
私はこの本をこう読んでいます。
“今すぐ走り出したくなる本”と。
ランニング経験者
ランニング経験者の人はどんな練習をすれば、もっと速く走れるのか。
このようなことを考えていると思います。
トレーニング理論を様々ですが、市民ランナーレベルならこの2冊があれば十分です。
リディアードのランニング・トレーニング
サブ4ランナーにも、60歳のシニアにも、16歳の少女にも
私のトレーニング法は、同じように効果を発揮する。
リディアードのランニング・トレーニング
本書では、トレーニングを段階に分けて考えています。
- 5〜10週間を基礎造りとして有酸素能力発達の走り込み
- 2〜4週間をスピードの下準備としてのヒル・トレーニング
- 2〜4週間を無酸素能力発達のトレーニング
- 3〜4週間をコーディネーション
- 1〜2週間を最終調整
リディアードの理論では、5つのステップに分けてあります。
期間に幅があるのは、レースまでの残り期間によって調整するためです。
- 計画的に練習したい
- 出場するレースが決まっている
- 連続してレースに出場しない
計画的に練習することで、最高の状態をレースに合わせることができます。
今まで、最高の状態でレースを走ったことがない人は試す価値ありです。
ダニエルズのランニング・フォーミュラー
本書はマラソンだけでなく、距離ごとの練習方法を学ぶことができます。
何よりも本書で重要なことは”今から行う練習の目的は何か?”と聞かれたら答えられるようになることである。
- VDOTを指標としている
- VDOTによって、練習のペースを決める
VDOT一覧表はダニエルズが作成したものであり、ペースを決める手助けをしてくれる。
- 自分のレベルを客観的に知りたい人
- 距離ごとに練習をしたい人
- 最小の努力で最大効果を狙いたい人
人間の特性を利用することで、最小の努力で最大効果を得ることが可能です。
明確な目的を持ち、適切な練習を積むことで、がむしゃらに頑張らなくても成果を上げる方法を学びたい人に特におすすめの一冊です。
まとめ
小さい頃から、走ることはできます。
しかし、走ることを真剣に学んだことはありますか?
小学校で走り方を習った人もいるかもしれませんが、そのほとんどは”かけっこ”です。
ランニングについて学ぶことで、今までより楽に速く走れるようになれます。
今回紹介した本以外にも素晴らしい本はたくさんあります。
最近ではYouTubeでも勉強することができます。
自分に合った方法で学び、素敵なランニングライフをお過ごしください。