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寒さで低体温症が続出!?凍えた熊本城マラソン2020

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新型コロナウイルスが騒ぎになる直前に開催された熊本城マラソン2020。

雨に加え厳しい寒さの中、レースが開催されました。

救急搬送される人が相次ぎ、ニュースにもなっています。

「コロナウイルスが流行する中、日本人はマラソン走っている!」

と、海外では違う意味でも話題になっていました。

熊本城マラソン2020

毎年、気象条件が良いことで有名な熊本城マラソンです。

途中で大きな橋があり、アップダウンがそれなりにあります。

そしてゴールは熊本城です。城を上らなければなりません。

終盤の一番キツイ時に、激坂を上るのは体力的にもメンタル的にもキツイです。

そんな熊本城マラソンですが、私が初めてサブ4を達成した思い出の大会でもあります。

そして、コロナ後に再びランナーとして復活した際にサブ4を達成した思い出の大会です。

しかし、今回の熊本城マラソンはかなり苦しい展開になりました。

練習量

この大会も練習量が少ないです。

ケガをしていて練習できていません。

1月が63km・・・。

足の様子を見ながら走る感じでした。

レースまで3回しか走っていません。

そして、その後全く走っていません。

走る量が圧倒的に少ないです。

足の甲を痛めてる中での出走

足の甲が痛くて、あまり走れていませんでした。

原因は謎ですが、おそらくオーバーワークです。

練習量が少ないのに、時間がないため、強度を上げて練習していました。

その結果、ケガにつながってしまったのでしょう。

今回のレースでは、太平燕(タイピーエン)まで走ると決めていました。

29km地点に太平燕(タイピーエン)があります。

太平燕(タイピーエン)食べた後はゆっくりジョグでゴールするという作戦です。

レース展開

スタートした時は雨は降っているものの、気温はそれほど低くありません。

むしろ2月にしては暖かいと感じました。

スタート

スタートはゆっくり進みます。

その後サブ4のペースで走ります。

このペースなら足の甲は痛くなく、普通に走れるような感覚でした。

ポンチョは雨に濡れ、破けてしまったので、10km持たずに脱いでしまいました。

協賛である「えがお」さんのポンチョ。

毎年もらえるので、かなり嬉しいです。

10km〜

徐々に寒くなってきます。

雨風が強く、走っているのに全然温まりません。

ポンチョではなく、カッパを準備しておくべきだったと後悔しながら走ります。

ペースは変わらず順調です。

20km〜

この辺りから、キツくなってきました。

練習不足の結果です。

そして、あまりの寒さでトイレにピットイン!

タイムから推測すると26km地点でトイレに駆け込んでいます。

そして、無事29km地点に到着します。

凍える体に太平燕(タイピーエン)がしみわたります。温かくてかなりうまいです。

そして、ジョグペースになりました。

足の甲が痛いのと、そもそも練習不足のため脚も痛いです。

すでに満身創痍の体でゴールを目指すことにします。

30km〜

太平燕(タイピーエン)で元気になったものの、すぐに効果が切れます。

ジョグしたり歩いたりで進んでいます。

ジョグしても、歩いても寒くてぶるぶる震えていました。

倒れている人がいたり、救急車が止まっていたり、すごい光景を目にします。

自分も運ばれてしまうではないかと、一瞬思いました。

立ち止まると、動けなくなるような寒さだったので、立ち止まることはせずゴールを目指します。

出水ツルkoiマラソンとは違った過酷さを味わいました。

最後の坂はサブ4.5のペーサーの力を借りて、上りました。

無事にゴールできて本当によかったです。

疲れ切って、天を仰いでいます。

結果

結果はこちら

このタイムでも、上位30%くらいにいます。

それだけ過酷なレースだったということでしょうか。

29kmまで走り、その後もなんとか走ることができたので、サブ3.5は達成できました。

しかし、足の甲のケガはひどくなりました。

ケガをしているときは走らないのが一番です。

学んだこと

今回のマラソンで学んだことが2つあります。

ケガをしている時は走らない

今回はケガをしていましたが、誤魔化しながら走りました。

なんとか走れたものの、走り終わってから激痛でした。

ケガは治してから走るようにします。

せっかくエントリーしたので、走りたい気持ちになります。

この気落ちを抑えることで、次のレースに向けた準備をすることができます。

まずはケガを治すことに専念するべきでした。

雨の対策をする

雨が降っても、あまり影響がないと思っていました。

しかし、今回のレースで雨対策の大切さを知ります。

カッパなどの雨具を準備しないと、かなり濡れてしまいます。

シューズは仕方ありませんが、ウェアまで重くなってしまいます。

最も影響が出るのが、雨に濡れることで体温が下がることです。

このレースでは後半、かなり寒くぶるぶる震えながら走っていました。

おそらく低体温症の一歩手前まで来ていたのではないかと思います。

レースの気候をチェックし、備えておくことで、安心して走ることができます。

さが桜マラソン2020は中止

熊本城マラソンの後、さが桜マラソンも走る予定でした。

しかし、新型コロナウイルスの影響で中止となってしまいます。

その後、すべてのイベントが中止となり、私は走るのをやめてしまいました。

仕事と家庭、そして、コロナの自粛により運動を全くしなくなりました。

せめて、ジョギングだけでも続けておけばよかったと後悔しております。

しかし、2022年からマラソン大会が復活し始め、また走ることを決意しました。

後悔しても仕方がないので、これからは後悔しないよう楽しく走ろうと思います。