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[サブ3]足底を捧げた熊本城マラソン2025

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足底筋膜炎を発症しながらも熊本城マラソンを完走しました。

サブ3できた嬉しさと、こんなにいい大会を開催して頂いた感謝の気持ちでいっぱいです。

直前の練習状況とレースを振り返ります。

熊本城マラソンは怒涛のおもてなしにより、満足度が非常に高い大会です。

次のような点がおすすめポイントです。

熊本城マラソンのおすすめポイント
  1. おもてなし
  2. 観光スポットがある
  3. 友達・同僚と楽しめる
  4. 家族で楽しめる
  5. 地獄の坂を経験できる

特におもてなしがすごいです。

沿道の応援が途切れることがありません。ものすごい声援を浴びることができます。

特にゴール前の坂は応援がすごかったです。

熊本市内の観光ができるため、遠方の方も楽しむことができます。

友人や同僚、家族と参加するとより楽しむことができそうです。

最後の坂はホントに地獄です。一度経験しておくと人生に役立つレベルでメンタルが強くなると思います。

練習状況

1月末からアキレス腱が張り、怪しい状況が続いていました。

追い討ちをかけるように、2月から慣れない革靴生活によってアキレス腱の張りが悪化、足底筋膜炎を発症してしまいます。

結果的にスーパーウルトラパーフェクトテーパリングを実施することになりました。(走れていないだけ)

スピード練習もうまくできず、距離も走れていません。

足底筋膜炎が悪化しなかったのが、不幸中の幸いだと思います。

ちなみに、 1週間前のポイント練習は腹痛により5kmで撃沈しました。笑

ぽんぽんペインはマジで辛い。

ガーミン先生の予測によると、サブスリーはできるとの事でした。

体調・天気・足底筋膜炎

体調は絶好調ではありませんが、悪くはありません。

足底筋膜炎以外は不安な点はありませんでした。

天気はここ数年の中で最も走りやすいベストコンディションでした。

走りやすい気温で風も弱く、これほど条件の揃った気候はないと思います。

問題の測定筋膜炎ですが、朝起きた時は歩くだけで痛みが出ています。

会場に向かう際、ほとんど痛みはなくなってましたが、張っている違和感はありました。

スタートまで

前日の受付と当日の朝の様子を振り返ります。

前日受付

前日の受付では知ってる人に会えて、とても楽しい時間を過ごしました。

サウルスのツルさん。

ダイスケさんと上野塾お二人。

サウルスのブースで課金しました。お金の力でサブ3を狙いにいきます。笑

当日の朝

当日の朝はサウルスの集まりに参加しました。

熊本のランナーだけでなく、全国からランナーが参加しています。

久しぶりに会う方もいて、楽しい時間を過ごすことができました。

みんなでパシャリ。

スタート前は寒かったため、ギリギリに荷物を預け、スタートブロックに並ぶことにしました。

レース

アンバサダーや大会関係者の挨拶が終わると、熊日30kmがスタートです。

歴史めぐりフルマラソンは9時2分にスタートしました。

スタート〜10km

Aブロックでスタートすると、目の前にサブ3のペーサーがいました。

今回の作戦は「ひたすらサブ3ペーサーについていく」です。

1kmほどすると、ペーサーが3つのグループに分かれました。

昨年も見た光景だったので、焦らずに一番先頭の集団についていくことにします。

かなり速いなーと思っていたら、キロ4くらいのペースで走っていました。

細かなアップダウンもあり、10kmくらいでちょっときついなーと感じています。

ペーサーについていくと決めていたので、ちょっときつくても無理してついていくことにしました。

ラップはこちらです。

11km〜20km

少しづつ安定したように感じていました。

ふと心拍数を確認すると190という数字が目に入ります。

完全にアウトな心拍数ですが、呼吸はちょっとしんどいくらいです。

非常に不安な心拍数をしていますが、ペースを落とすとずるずるいってしまいそうなので、心拍数は見て見ぬふりをして走り続けます。笑

見て見ぬふりができずにちょこちょこ確認すると180〜190あたりをウロチョロしてました。笑

20kmまでは少しきついと感じながらも、問題なく走れました。

ラップはこちらです。

21km〜30km

ハーフを過ぎたあたりで、2分くらいの貯金ができていることを確認しました。

このまま30kmまで走れれば、最後の坂で失速しても大丈夫なはず!

そう言い聞かせて粘ります。

集団についていく作戦通り、しっかりと集団の中で走ることができていました。

しかし25kmくらいで給水後にペーサーから少し離れてしまいました。

ちょっとやばいなーと思ったそんな時に、サウルスのツルさんに声をかけて頂いて復活します。

集団に追いついて、なんとかくらいついていきました。

去年よりはまだ余裕がある。そんな感覚がありましたが、余裕はなくなっていました。

それでも30kmまでは集団についていくことができました。

ラップはこちらです。

31km〜ゴール

集団についていく作戦で頑張っていましたが、異変が起こります。

30km過ぎたあたりでペーサーがいなくなりました。

いなくなった瞬間を見ていなかったため、何が起こったのかわかりません。

間も無くして、集団が空中分解しました。

ペースを上げる人、そのままのペースで走る人、どこについて行けばいいのか考えましたが、もはや余裕がありません。

32kmの坂を下り切った頃には、完全に単独走になってしまいました。

追い討ちをかけるように、左のふくらはぎが攣りそうになっています。

足底筋膜炎を庇っていたせいで、負担をかけていたのかもしれません。

攣ったら終わると思ったので、33kmで一度ストレッチをします。

ペースを上げることはできませんでしたが、おかげで再び走れるようになりました。

その後も、細かいアップダウンにやられて攣りそうになっていました。

36kmでもう一度ストレッチをして伸ばすことにします。

その後サブ3のペーサーに追い越されました。いなくなったと思っていたペーサーの方です。

ついていくことはできず、ただ遠ざかるのを見ているだけでした。

もはや、攣らないように走ることしか考えていません。

40kmを迎えると他のサブ3ペーサーにも抜かれていきます。

おそらくサブ3のギリギリのラインです。

この時点で余裕はなく、最後の坂があることから心が折れかけていました。

40kmまでのラップはこちらです。

最後の坂に入るまでは、なんとかペーサーに食らいつきました。

それでも坂に入った瞬間に完全に置いていかれます。

終わった…。と思いましたが、沿道から「サブ3まだいけるよー!」という応援が飛び交っていました。

まだ間に合うのか?と考える余裕もなく、ただ全力で坂を登りました。

1つ目の坂を登り切ると、応援がさらに大きくなりました。

サブ3ペーサーの人も鼓舞してくれて、なんとか最後の坂を登りきります。

ゴールまで必死に走ったおかげで、サブ3に滑り込むことができました。

最後のラップはこちらです。

レース後

レース後はフラフラで余力は全くありませんでした。

なんとか荷物を受け取り、とりあえず座りたいという思いで座れるところを探します。

座った瞬間に、左のふくらはぎを攣りました。笑

そして、痛みに悶えていると、腹筋も攣りました。笑

攣り祭りを開催しながらもなんとか着替えて、マッサージをしてもらいます。

マッサージをされたら、両方をハムを攣りました。笑

全身のダメージが凄過ぎます。

マッサージのおっちゃん曰く「脱水だね。」ということで、おしるこを飲ませて頂き、塩分補給をしまくりました。

それからは攣ることがなくなりました。

恐るべし脱水。塩分マジ大事。

ちなみにガーミン先生の記録はこちらです。

感想は3本仕立て

ギリギリサブ3達成!心拍数やばい!全脚がもげた!

やっとビフさんに会えました。

会えた喜びでめちゃくちゃ元気になりました。

からのプレイボール!

自分はノンアルでしたが、めちゃくちゃ楽しい時間を過ごさせて頂きました。

マジで熊本最高!

振り返り

データを振り返りたいと思います。

5kmごとのラップ

応援ナビから5kmごとのラップを引用します。

徐々に垂れてはいるものの、思っていたよりは大きな失速をすることなく最後まで走れたように感じます。

グロスで見ると、次のようになります。

前半の貯金をキレイに使い果たしました。

ペース・心拍

ペースは比較的安定しています。

攣りそうになってから、徐々にペースが落ちているのがわかります。

心拍数は常に高いです。

ハーフマラソンより心拍数が高いです。笑

ピッチ・歩幅

ピッチは全体を通して安定していました。

ストレッチするために止まったところだけ、青い点がついています。

ストライドは後半にかけて、落ちていきました。

攣らないように走ったので仕方ありません。

心拍ゾーン

心拍数はもちろん真っ赤です。

もはや意味がわかりません。笑

まとめ

目標としていたサブ3を達成することができて大満足でした。

たくさんの人と交流できて、楽しい思いでがたくさんできました。

レースも大事ですが、それよりも人との繋がりが本当にありがたいと感じています。

レース後は「もう来年は走りたくない。」と言っていましたが、「来年は熊本城でサブエガしたい。」という心境の変化が起こっています。笑

この気持ちが続けば、来年は金のゼッケンつけて走ってるかもしれません。笑

ちなみに正式記録はこちらです。