夜ランを始めよう。夜ランのメリット、デメリットを考える。

朝は走る時間がない。

残業が多く、帰りがいつも遅い。

夜型の生活を送っている。

夜ランをしてみたい人のために、解説していきます。

夜ランとは

夜ランとは、夜に走ることです。

夜って何時から何時？という方のために気象庁のホームページから引用します。

https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/toki.html

基本的には18時頃から24時頃のことを指します。

夜の前後は、「夕方」、「未明」という言葉で表されています。

夜走ることのメリット

夜ランには多くのメリットがあります。

質の高い練習ができる

体のゴールデンタイムは17時から20時と言われています。

そのため、夜ランは質の高い練習をすることが可能です。

ポイント練習を行う際には、この時間帯を選ぶことをおすすめします。

筋力アップ

高強度の練習をすることで、筋肉に負荷をかけることができます。

その結果、筋力をアップすることが可能です。

さらに、良質な睡眠を取ることで、成長ホルモンが分泌され筋肉の合成が高まります。

夜ランの際は筋力アップも期待することできます。

ストレス解消

仕事などで多くストレスが溜まっていませんか？

そんなストレスも夜ランをすることで解消することができます。

運動にはストレス解消の効果があります。

夜ランしてストレスを解消することで1日が気持ちよくおわることができます。

睡眠の質が上がる

しっかり眠れていますか？

先進国の中でも、日本は十分な睡眠を取ることができない人が多いです。

夜ランをすることで、程よい疲労感を得られます。

さらにストレスを解消することで、スッキリをした気持ちでベッドに入ることができます。

睡眠の質が上がると、睡眠時間はあ同じでも朝の目覚めがスッキリします。

ぜひ、夜ランをして気持ちの良い睡眠習慣を身につけましょう。

夜走ることのデメリット

夜走ることでデメリットもあります。

暗くて足元が見にくい

日中と比べると、夜は暗くて足元が見えにくいです。

思いもしない段差などにつまづいたり、足首を捻ったりする可能性があります。

ケガのリスクが高いことを考慮して走るようにしましょう。

走り過ぎると睡眠の質が下がる

過度な運動は睡眠の質を落としてしまいます。

激しい運動をする場合は、なるべく早い時間にするようにしましょう。

夜ランをすることで睡眠時間が減ることも考えられます。

ランニングと睡眠のバランスをうまい具合に考慮しましょう。

残業や思いがけない用事が入る

仕事が遅くなることはよくあります。

残業で夜ランできなくなったなんてことにもなりかねません。

さらに、仕事おわりに飲みに誘わることもあります。

家庭がある人は、子どもの送り迎えや、ご飯の準備などやることが山のようにあります。

思いもしない用事を断るなど、時間を作ることができると夜ランを実施することができます。

夜ランの準備、注意すること

夜ランを行うために、いくつか注意する点があります。

安全な場所を選ぶ

夜は暗いため、視界が悪いです。

足元が見えにくく、足を捻ってしまうなんてこともあります。

女性の場合は、夜道を1人で走るのは危険です。

街中や街灯がある場所など、明るい場所を選んで走ると安全性を確保することができます。

女性の場合は、人通りが多い場所を選ぶことで安全性を確保できます。

視認されやすい服装を選ぶ

夜は自分が見えないだけでなく、他の人も見えていません。

黄色などの蛍光色を選ぶと、視認性がよく自分の存在に気づいてもらいやすいです。

さらに視認性を上げるために、ヘッドライトや反射板を用いることも有効です。

寝る3時間前に走り終わる

運動をすると体が覚醒状態になり、眠ることができません。

ランニングのあとは、お風呂に入り、栄養を補給し、リラックスするようにしましょう。

人間は寝る時、深部体温が下がります。

ランニング終了後から就寝まで、深部体温を下げるために時間が必要です。

ランニングは就寝の3時間前までに終わらせることをおすすめします。

良質な睡眠が取れなければ、ランニングの効果が減ってしまいます。

就寝3時間までにランニングを終え、良質な睡眠を取ることで、ランニングの効果を高めることになります。

夕食前に走る

夕食前にランニングをおすすめする理由は次の3つです。

食べたあとは体が動きません。

食後に運動することで、お腹が痛くなることもあります。

運動後は体の回復のために栄養を補給する必要があります。

栄養の補給も兼ねて、晩ごはんをしっかり食べると良いでしょう。

それでも、お腹が空いて走れないという人は軽く食べてから走ると良いでしょう。

バナナやおにぎりなど、軽食にしましょう。

夜ランをやってみよう

夜ランは体が動くので、気持ちよく走れます。

ストレス解消もできて、睡眠の質もあがるのでやらない理由はありません。

夜ランすることで、1日の終わりが充実します。

今日の夜からランニングを始めてみましょう。